文化・芸術

最近観たテレビ番組♪都内へのドライブ路からパチリ♪

2014.10.30(木)今日もいいお天気毎日浮かれてどこかに行ってみたくなるけれど、家で過ごす時間も取らないと、録りためたヴィデオを見ることもできない。

今年はテレビ番組表から気付かなかった「東京JAZZ」の放映はすっかり見落として、(そういえば?)と気付いて調べたときは第3夜の放映を残すのみだった。忘れずに予約録画して今日やっと見ることが出来た。まだ全部は見終えていないけれど、今年も素晴らしい演奏が繰り広げられたようで、上原ひろみトリオやクリスチャン・マクブライド率いるビッグ・バンドのジャジーな演奏にしびれ、そのあとは小曽根真率いるビック・バンド演奏、こちらは大好きなガーシュウィンの曲など、又、ゴルソン、ケニーバロン等の"ウイスパー・ノット”"ブルース・マーチ”も懐かしく楽しめた

秋は、芸術の季節でもある。NHKのアーカイブスで「ゴッホとゴーギャン」という番組も録画して今日すべてを観終えた。たった9週間しか一緒に暮らさなかったという二人の画家が描いたひまわりの絵から、ひまわりを通した二人のすさまじくも深い友情の軌跡が、これも素晴らしい構成の番組で知ることが出来た。昨日、一昨日とセザンヌ、アンリ・ルソーとこれも興味深い画家たちのアーカイブスをやはり見落としてしまった・・・残念

  秋空の下走った都内への往復路 

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ここから先は都内に入る

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車内から見る見慣れた景色も季節や時間によってまるで違って見える。

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昔の荷役を担ったお馬さんの移動も、今は馬より大きな馬力のある車に乗って

  六本木の街で

 
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車を停めて、まずはランチ・タイム 前から気になっていたお店。ハロウィンの飾りつけがウインドー一杯に。
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席があくまでこの怖いお顔の前に座って待った。アボカドのサンドイッチ・ランチが美味しかった。たっぷりのフライ・ド・ポテトの付け合わせと別にサラダに飲み物がついて今時980円というお値段にも感激二人で食べても駐車料金より安かった

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レジ・カウンターの上から前面もハロウィンのディスプレーで埋め尽くされ、又トイレ内の飾りつけも見事としか言いようのないものだった。おまけにハロウィンの余興なのかトイレ内は一瞬明かりが消えて真っ暗に 思わず焦ってスイッチを探すも点いてくれずややもして明るくなったトイレにホッ外に出てから聞いてみたら店員さんが間違ってブレーカーを落としてしまったとのことだった。

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新美術館に向かって歩く通りにはこんなゴージャスな画廊があった。前は気付かなかったので、最近出来たのだろうか。画廊外に面してプレスリーやモンロー、オードリーなどの肖像が見られ、中に沢山の肖像画など。クリスタルガラスなどを用いた作風ですべて一点もの。作家はイタリアのダニエル・ドンデという方。画廊の方が大変大らかに写真撮影をOKしてくださりパチリさせていただいた。先客の女性たち皆さんもスマホをかざして撮影されていたこの後は、新美術館で「チューリッヒ美術館展」で感動の絵画達に対面し大好きな美術館を後にしたのだった。

 帰り道

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六本木の街並み

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チューリッヒ美術館展とタイアップしたメニューのあるお店。Dsc_7868

いつも車を停めるパーキングのおとなり。ベンツのお店内にはカフェもある。

  再び帰路の車内から

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六本木の街も車内から見える街並みにもハロウィンのディスプレーが目につき、歩行者の中にもハロウィンの衣装を身に着けた人が大勢いて、都内にはハロウィンのお祭りが随分と根付いている。

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自宅近くで「さぼり中」という案内板をみかけたけれど、都内は「仕度中」という開店前の案内板が

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やがて渋谷の宮益坂下

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ガードをくぐるとき、めずらしく電車が通過していった。この位置から見える電車は山手線かしら?かっての渋谷っ子であっても懐かしい渋谷の街の変化にはついてゆけず
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遊び場だったり通学路だったこの場所も前のオリンピックを目指して作られた246号線の下となった。再び次のオリンピック開催に向けて、街の変化が始まろうとしている。

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真っ赤な夕日の中に沈みゆく太陽。日暮れが早まり4時半位で日没が近い。カラスの群れもねぐらを目指して。帰りの246号から見えた空。

久し振りに楽しかった六本木行きの一日だった。

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楽しかった「ガーデンミュージアム」最終回♪

鵜2014.10.4(土) 今日は早目の買い出しを済ませて、明日は近場にドライブでもと思っていたのに台風18号が近づいているようで、雨降りの日曜日になりそうだ

スポーツの秋は、様々な競技のTV放送もあり見きれない程。夜中の放送もあるので録画をして観たりしつつ、放送があるのを忘れて見逃したりしながら、それでも好きなバレーボールは男子1試合、女子2試合は夢中で観ている。

   ガーデンミュージアム比叡のローズガーデン

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気持のいい青空の下を歩いてゆくと、

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人口の水面に色とりどりの薔薇が

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ここでは薔薇の足湯が200円で楽しめるそうで、なんて贅沢なんでしょう。

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アーチをくぐれば

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タイルの床に薔薇の花壇

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水鉢にも薔薇が浮かび、思わずパチリしたくなる

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私もパチリ水鉢の外周りも薔薇の花咲く花壇が囲んでいる。

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薔薇の花咲く坂道を歩く。

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ローズガーデンともそろそろお別れ。

  比叡山に天台宗延暦寺が築かれて1200年以上が経つ。

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比叡の山頂にあるガーデン・ミュージアムの中にも
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開祖が祀られていた、
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伝教大師最澄上人。

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30年に近い昔、比叡山開創がまさに1200年を迎えるころ、渋谷で開創を記念して開かれた講演を聞きに行ったことが思い出される。比叡の山頂のこの場所には一足早い秋が訪れている。冬の寒さも厳しいものだったことだろう。お大師様の像は頭巾をかぶっておられることが多い。

  お昼をすぎてしまい

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急いで、園内のカフェに向かうも、待ちまで出る混みようだった。

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「パラソルを持つ女」の絵の前にさりげなく置かれたパラソル
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秋の気配を楽しみながら

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ガーデン外でランチを出来る場所を探さなくてはみんなお腹がペコペコだ

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それにしても比叡山の山頂からの景色が美しいこと。琵琶湖は一望の下、京都市内まで眺めることが出来る。

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園内の絵画は陶板に原寸大で再現されている。ガーデン入り口付近の案内板。

 さてお昼です

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来た時には気付かなかったけれど、ガーデンを出てすぐ左側に、軽い食事ができる店があった。愛想のいいニャンコが裃姿で招き入れてくれた。ここも満員に近かったが、空席が出来た。メニューはカレーライスにお蕎麦やうどんなど。男性二人はカレーライス、女性二人はお蕎麦にうどんでお腹を満たした。美味でしたよ入り口付近では香ばしい焼きトウモロコシも売られていた。

ガーデンや琵琶湖を見下ろしながらのカフェ・ランチを4人で楽しみたいと思っていたので、ちょっと残念だったが、裃姿のニャンコに会えたのだから、カフェランチはいつか再び訪れる機会があったら、のんびり楽しめることを願って。今回は3連休中、好天に恵まれて美しい景色を眺めながら楽しい旅を続けることが出来たことを感謝しなければ。

長らくガーデン巡りにお付き合い頂いてありがとうございました。この後は、延暦寺の根本中堂に向かいます。

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中平穂積氏 写真集出版記念パーティーの夜♪

2014.4.8(火)今年は、早い開花で持つかしらと心配だった桜、昨日の入学式や始業式、肌寒い日が続いたお陰で、桜の花弁がはらはら散る位の中で、新一年生となった子達や新学年を迎える事が出来た子達。校庭に咲く桜が迎えてくれる春の日の光景は大人になっても忘れられない懐かしさがあるもの

そんな桜咲く季節の今月5日土曜日、新宿京王プラザホテル「錦」の間では、JAZZ写真家であり、1961年にオープンした新宿のジャズ喫茶「DIG」から、現在は「DUG」のオーナー中平穂積さんの写真集「JAZZ GIANTS 1961-2013」出版記念パーティが開催された。又昨年10月、平成25年度和歌山県文化功労章も受賞され、合わせてのお祝いの会が、中平さんと親しい方々が発起人となって開催された。

  午後4時半受付5時スタートが、

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受付に到着するまでの長蛇の列

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壁面に展示された秋吉敏子さんやエヴァンスの写真など眺めながら

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やっと入口受付近くまで。中平さんは長い列の間を回っておられ、ご挨拶を交わすこともできた。

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会場内からはアルトサックスの熱演が聴こえてくる

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壇上の中平さんからのご挨拶

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お祝の花が飾られ

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ご挨拶の言葉が続く。

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先ほどまで聴こえていたアルトの音色の持ち主渡辺貞夫さんのお祝辞。「乾杯の言葉は何にしましょうね」とおっしゃりながら「かんぱい!」と音頭をとられ、会場内が一体となった。

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左は、渡辺貞夫さんと一緒に、セッションされていた坂田明さん

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和歌山県知事代理の方の祝辞や著名な発起人の方々の合間に

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演奏も挟まれる。

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同じく発起人の一人、ケイコ・リーさん。渡辺貞夫さんと共に

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想像以上に長身で足の長―いケイコさん。生は迫力もあって最高でした7・8枚はある我が家のケイコさんのCDコレクションの中から、今日は「DAY DREAMING」を聴きながら

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そして、今はイラストだけで無く、エッセイや映画監督まで幅広く活躍されている有名な「DIG」のマッチのロゴデザインなどでお馴染の和田誠さんの祝辞を受けられる中平さん。

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この後ブルー・ノート出演の時間が迫るTOKUさんのヴォーカルと小さなバッグに入ったポケット・トランペットでの演奏

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高名な写真家の方々からもお祝辞が。こちらは木村恵一さん。

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そして「JAZZ批評」の松坂比呂さんのお祝辞。松坂さん少し足がお悪くなられて、同行のお嬢さんなどに付き添われて壇上に。

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祝辞の合間には又又演奏が。貞夫さんとの演奏でドラムを叩いておられた渡辺文雄さんのヴォーカル。途中から急にだみ声になり、あのサッチモそっくりの歌声が。そこへ奥から登場した外山喜雄さん。

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又又、渡辺文雄さんが外山さんの耳もとにひそひそ。そして、お二人のルイ・アームストロングそっくりの歌声が会場に響き渡り、会場一丸となって盛り上がる。もとよりJAZZの好きな人ばかりの集まりで、この盛り上がりと熱気があるのは当たり前演奏が終われば割れんばかりの拍手が鳴り響いたことだった

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7時を回り、そろそろ閉会が近づいた頃、会場外へ。松坂さんがおられたのでご挨拶。ご年齢を感じさせない若々しいお顔に抜群の記憶力。何十年も昔の記憶も確かにお話しされて、少々ボケ気味のこちらの方がたじたじ。新宿「J」のマスターとも久し振りにお会いできた。

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祝賀会の最後、中平さんが来場客にご挨拶されて。そんな中、こちらもお会いできた知り合いにも、ご挨拶して会場を後にした。

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1階廊下の壁面に懐かしい渋谷「DIG」前でのモンクのショットがかけられていた。モンクのこの自然な表情を一瞬にとらえられる中平さんの写真。今回購入した写真集の内容も素晴らしいの一言。61年からの若きJAZZの巨人達の日常から鬼気迫る演奏場面まで貴重な写真が収められている。個人的にはこの渋谷DIGに出入りしてJAZZにはまってしまい、まさにこの店で出会った夫と一緒になり、DIGのようなお店をやりたいと思った日々が懐かしく思い出される。そうしてJAZZ喫茶を始めたマスターやママも。自分達にとってはDIGは縁結びの店でもあった。

中平さんのJ「AZZ GIANTS」数々の作品は今月30日まで、入場無料で新宿京王プラザホテルの廊下などで観る事が出来る。

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中平さんの幅広い人脈、そして絶える事なきJAZZへの愛が、多くのJAZZファンを増やし、ご本人にとっても素晴らしい形で結実したこの夜の記念パーティー。その場に居合わせる事が出来た素敵な一夜だった。

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2014’大和市泉の森“郷土民家園”明日9日(日)まで“春祭り”

2014.3.8(土)日増しに春めいてくる日射しに誘われて、早めの買い物に。

帰りは大和市の泉の森内の郷土民家園に。河津桜の開花が待ち遠しくて、ついこの間も夕方覗いてみたけれど、まだだった。さあ今日はどんなかなと行ってみました。明日までは民家園は春祭り開催中。

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門をくぐり、すぐに見えてくるのは江戸時代中期に建てられたという市内最古の住宅 小川家住宅。

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垣根の手前の白梅が咲いていた。

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旧小川家の縁側から屋内の雛飾りをパチリ!

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そして、その裏手の高台畑地に咲く白梅と、日当たりのいい土手の上は開花が早い河津桜と、

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春の菜の花のコラボを見物。青空のもと、白い花もピンクの花も、陽の光を浴びて実物はキラキラ輝き、花弁は透き通るような美しさだった

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畑地のすぐ下は江戸時代末期に建てられたという旧北島家住宅内のお雛様見物。吊るし雛に囲まれたお内裏様と三人官女。

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奥の間には七段飾りのお雛様も。

2棟の古民家は市内別々の場所から、この場所に移築され公開されている。

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お庭の河津桜は、蕾が一つ二つ開花し始めていた。

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毎年のことながら、中々園内すべて満開の見頃に来ることが出来ないのが残念だけれど、開花が見られただけでもよしとしなければ。

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入り口近くの梅の小枝が伸び、小川家住宅屋根をバックに枝先に可憐な花を咲かせている。

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これは花桃かしら?何時まで経っても梅も桃も桜も中々見分けがつかなくて

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お天気のいい土曜日の午後、カメラ持参で民家園を訪れる人が次々とやってくる。白梅と桜が、2棟の古民家の間に見える。三脚を立てて畑の桜を撮影する人の姿も。

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桜の枝に提灯が吊るされ、要所要所に花飾り。

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冬木立の手前で、春を先取りした白梅がのびのびと青空に向かって枝を伸ばし、花を咲かせている。日射しが強まってきている割には、今日も風はまだ冷たい。

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入り口の門をくぐった突き当りの河津桜の蕾も膨らみ、開花も近い。

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門を出た左手にある河津桜は開花前だった。

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明日までの春祭り。桜の開花はもう少し進みそう。北島家住宅前では美味しそうな和菓子の出店も。明日は又、獅子舞や人形浄瑠璃などの催し物もあるようだ。

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『アンドレアス・グルスキー展』を観た夏の日♪

2013.8.31(土) 8月最後の2日間は体温を超える暑さが続き、日中はテラスへ出ただけでくらくらする位の熱気にあたる。屋内は意外な事に風が通り気持ちよく、この二日間ベッドで爆睡の昼寝に誘われた。夏の疲れが最後の暑さで引き出され、屋内外の気温差に助けられて思わず少々癒された2日間。

夜は毎日女子バレーワールドグランプリ2013の熱戦をTV前で応援。昨日までの悔しい連敗に今日の対中国戦こそはと思ったが、昨日までのような負け方では無い、力強い戦いぶりが発揮され、ミスさえ無ければ、あと一息というところまで強い中国をフルセットの最後まで追い詰めた。日本の選手の顔触れも大きく変わった今大会。新しく加わった選手たちも今後が楽しみな頼もしい戦いぶり。明日のアメリカ戦でより見事な試合を見せてほしい。

    国立新美術館  

暑い8月中、今日は幾らか涼しいかもという日を見計らって出かけた『アンドレアス・グルスキー展』ドイツの巨匠と言われる現在58歳になる写真家の作品展。その作品はオークションでは破格の3億円を超えるとも言われる。巨大な作品群を前にして圧倒された。

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会場に展示された1枚の作品と同じ、会場出口用に展示されたこの2007年作の「カミオカンデ」だけは撮影が許可されていた。
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巨大な抽象絵画のような峠やバンコクの川面の写真。証券取引所や上海の銀行、ナイアガラの滝、斜面を使っているのか縞模様のように横長の牛舎が何列も縦に並ぶ景色。全て圧倒されるような作品群の数々。途中設けられた上の休憩所で一休みをして再び会場に。

マドンナの舞台の写真の面白さ、そしてある作品は海面に浮かぶ油絵で描かれたようなタッチの純白の姿が抽象絵画のように迫りくる、それは南極であったり。よくテレビで見る北朝鮮のマスゲームが見事に図案化されて。言いようのないダイナミックさと近付いて見れば細部まで映しこまれた物までがくっきりと。何とも言いようのようない写真の持つ力の凄さに唯ただ圧倒されるばかりだった。

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出口は唯一の撮影ポイント。
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ここからは今度で2度目の新美術館内部。建築家黒川紀章さんの最後の作品というこの建物のモダンな雰囲気は癖になりそう。

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曲線と直線と縦と横と斜めとが交差している不思議な空間が意外な事に静かな寛ぎ感をもたらしてくれる。近ければ、毎日でもお茶やランチに通いたくなる場所。


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ガラスを通した光と影と、美術館閉館も近いけれど、

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フロアーに置かれたショーケース内のパウンドケーキの美味しそうなこと。もう少しここに居たい。そんな思いで、帰路に就く前に軽くお茶を飲みながらオレンジのパウンドケーキとりんごの入ったパンでお腹を満たすことに。

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窓の外のテラス席では雀がお嬢さんのテーブルに上がり美味しいものをおねだりしていた。人も小鳥もちょっぴりお腹がすく時間。

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黄色い光の向こうは展示会場。

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フロアーの真ん中にはエレベーター。
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テーブル席が片付けられ始め

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フロアーのティールームも店じまい。

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エスカレーターはこんな風にレイアウトされて。時間があったらぐるぐる回ってみたい建物内だけれど、こうして居るだけで包みこまれるような感覚になれる自分にとっては大好きな空間。
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出口が近づく。建物の外観や景色も素敵な新美術館と六本木の街。

東京国立新美術館アンドレアス・グルスキー展 9月16日まで。

来年2月1日から~5月11日、大阪・国立国際美術館にて開催。
     

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『川崎・新ゆり芸術祭』Junko Moriya  六重奏団演奏会に♪

2013.5.2(木) 五月晴れけれど朝晩の寒さ、日中の室内もそうは温かくなくて 

4月最終日の火曜日は『新ゆり芸術祭の』中のプログラム守屋純子さん達のジャズコンサートを聴きに出かけた。

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        13.04.30 Tue.

 Junko Moriya Sextet Featuring Asako Toki

     ~昭和のスタンダードジャズを唄う~

1st Set  Junko Moriya Sextet   守屋純子(Pf)安ヵ川大樹(B)小山太郎(Ds)岡崎好朗(Tp)片岡雄三(Tb)近藤和彦(Sax) メンバーの6名全員が昭和音大の講師でもある。

2nd Setは、+土岐麻子(vo)さんが加わるという構成。久し振りの生演奏。ステージは昭和音大内のスタジオ・ブリオ 

会場内は満席の上に、通路側には更に椅子が追加されて人気の高さがうかがえた。音響も素晴らしく、演奏はD・エリントンの曲から始まった。

続いて守屋さん作曲の作品が2曲と間にエリントンのムード・インディゴが入り、最後が守屋さんが<浅草ジャズコンテスト30周年記念委嘱作>2010年台東区主催の<浅草ジャズコンサート>が30周年を迎えた記念として、審査員を務めている守屋さんに委嘱されたという明るく賑やかがテーマの<仲店通りを歩いて>が演奏された。そのテーマ通りの明るい曲に思わず元気になりそうな気分に。この曲の中での小山太郎さんのドラムソロは、気合と力のこもった演奏で、観客一同思わず興奮するほどだったのでは

前後してしまったが、2曲目は守屋さんがフランスに2年続けてツアーに行った折にお世話になったという同年齢の方が亡くならてしまったということで書かれた曲“ダニエル”守屋さんのピアノから始まるその曲は美しくも物悲しさ溢れる曲で、メンバー全員の方々の息のあった見事な演奏が胸に迫り思わず涙ぐんでしまうほど。次の曲は“メープル”絵師長谷川等伯の「楓図」を観て作曲された曲。複雑に絡み合い、絶妙な構図を見せている画面を音にしたそうです。

       ーIntermissionー

1曲目はエリントンの“It Don’t Mean A Thing” エリントンの演奏やサッチモの唄で何度も何度も聴いている大好きな曲を若い女性の土岐麻子さんが唄う。一体どんな感じにという疑問も吹き飛ばされた。それは美しい声と素晴らしい発音で唄い、デュワ デュワ デュワ~~と聴く者を乗せてくれた。

昭和のスタンダードのサブタイトル通り、江利チエミの“おてんばキキ” “テネシー・ワルツ”美空ひばりの“リンゴ追分”“上海”そして熊本民謡の“おてもやん”までジャズバージョンで。なんかすごく贅沢な企画で楽しい2ndステージとなった。特に絶妙に楽器と絡み合う“おてもやん”が楽しさ抜群だった。

守屋さんのピアノはアレンジと共に、益々冴えわたり、メンバー全員の方々の演奏ももう何度目かになるけれど、回を重ねるほどに更なる高みに昇華され、2時間近い時間が密度濃くあっという間のようだった。

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すべての演奏が終わって、CD購入者へのサイン会にて

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左からベースの安ヵ川大樹さんに守屋さん、うつむきのお顔になってしまったけれど土岐麻子さん。

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左から小山太郎さん、近藤和彦さん、片岡雄三さん、Tpの岡崎さんのお姿が見えなかったが、全員が物凄い才能の持ち主で今後のジャズ界を引っ張ってゆかれる方々ばかり。快く「3ショット」と言いながらパチリに応じて下さり、ドラマーの小山さんとは握手まで。皆さま、素晴らしい演奏の一夜を有難うございました。

  IntoThe Bright Decade

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守屋純子さん7枚目のアルバム。ビッグバンドとしては4枚目とのこと。守屋さんのアルバムは、ライブ・ハウスやコンサート会場で購入しているので、ほとんどがサイン入りになっている。会場で演奏された曲も4曲程入り、更に60年代に爆発的に流行り、どこのジャズ喫茶にいっても流れていたリー・モーガンの“The Sidewinder”も取り上げられている。守屋純子さんもD・エリントンが大好きとのこと。コンサートでも、CDの中にもエリントンの曲が取り上げられて、それもエリントンファンとしてはとても嬉しく楽しむ事が出来た。

川崎・新ゆり芸術祭は5月6日まで。ジャズばかりでは無く、まだまだ楽しめそうな企画が満載。昨年のこの時期は、バタバタと多忙に追われてすっかり忘却していた芸術祭。来年も又出かけられる事を楽しみに

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感謝の心で詣でた年の初めの氏神様

2012.1.5(土) 一昨日は氏神様へお参り。昨日は気まぐれドライブと出歩いていたので、今日は家でのんびり過ごしている。

  

暮にテレビの前で眠気と悪天候の映像の悪さに負けて全部をきちんと観ていない平成中村座2007年ニューヨーク公演をもう一度観られるところまで見なおした。

ともすればその様式が難しく感じられる歌舞伎が、こんなに面白いなんてと思えるほど、笑い転げながら、勘三郎さんの演技の軽妙な動き、決めどころの素晴らしさ、勿論演出や舞台美術、出演者全員の伝統的な歌舞伎の演技と、英語で演じる部分まである勘三郎さんの伝統に裏打ちされた軽やかな所作や表情が見事に融合している有様が、外国人や現代人の心に届く演目として伝わってきた。

これからの時代を担うべき役割がまだまだ沢山あられただろう、昨年暮れに早々と逝ってしまった勘三郎さんの死が、過去の作品に触れてみただけで心から惜しまれてならない。

期せずして、その旅立ちの日からひと月が経った。改めて心からご冥福をお祈りしたい。

    氏神様へ  

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暮にお参りに伺った折、年明けにはこちらへ伺いたいと心に決めていた。

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参道石段の両側には提灯が下げられ、いつにないざわめきが聴こえてくる。

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初めて来た頃は登るのがきつく感じられていた石段も最近は苦にならない。

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本殿前で祈る人、神前では厄除けの御祓いが行われている。早くも福を授かったのか笑顔で本殿を後にする若い人達。

本殿前にて順番を待ち、手を合わせ何を望むでもなく、ただひたすら無心に頭を垂れた。幸せを願う人々が集まるこの場所に歩いて来られた。そんな当たり前のことが今はまだ出来る。それこそが今一番幸せな出来事で、それ以上望む事とて見つからなかった。平凡でもいい健康であるならば。ささやかな出来ごとの中に喜びを見出しながら生きていられれば。そんな感謝の念だけが心の中に。

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境内には火がたかれ、冷えた手をかざせば温まる。ワンコ・カーに乗せられた2匹のワンちゃん達の1匹君が温かくなったのか、眠そうに目を細めていた。

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それぞれの願いをこめて祈る初詣客の足が途切れることなく続いている

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おみくじやお守りにお札は、巫女さんから買うことが出来る。

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ご祈祷はこちらの受付所にて。

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受付の内部では有料でお茶が頂ける

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中に入れば温かそうなストーブが置かれて。右手奥には立派なお部屋が。時折神官の方などが出入りされる。

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店内から巫女さん達の立ち働く姿が見える。

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テーブル席で飲み物を待つ。今年は座間神社のお札が我が家に祀られる。

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ほんのり甘く温かい“ゆずほっと”と“ほっと珈琲”が運ばれてきた

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窓からは大山が一望出来る。

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温かいお茶でほっこり温もる事が出来た。毎日朝9時から夕方4時まで営業されているとのこと。店内には沢山ではないけれど、買い求めることが出来る置物やアクセサリーなどの展示もあり、又又可愛いお友達を見つけてしまった

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沢山の願い事が結ばれていく。それぞれの願いがかないますように

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詣でた人々が交代に打つ鐘の音が心を鎮めるように鳴り響く

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提灯が下がる石段をくだり参道に。

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後ろからいらした奥さんが、「夜来れば、灯りが入ってきれいですよ」と言って追い越されていった。

 

 

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カラスの成長&夜の六本木を歩く♪

2012.5.9(水)青葉の美しい季節。曇りがちな空模様の中にも、新緑や初夏を迎えて一斉に咲きだした花達の元気な姿が眩しい位。

そして、カラス達の成長ぶりも、日々楽しませてもらっている。

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昨日初めて、巣の中の雛たちが4羽いる事が判明 左を向いて3羽、右手に1羽見えた!カアサンカラスの餌を待って催促中。

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カアサンとトウサンが代わる代わる餌を運ぶ。主にはカアサンが雛たちにこうして口移しでえさを与えて、雛たち日増しに大きくなって、巣の中で羽ばたいたり、どこかの犬が連続して吠えると、雛たちが反応。みんなでそちらを向いて、嘴を大きく開けて整列。見ているだけで微笑ましい。

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ママ達のいい付けを守っているのか、雛が勝手に巣を出ることは無いが、巣立ちの日を迎えるのもそう遠くは無さそうな・・・。今年の巣の場所は、巣立ちまで観察が続けられるかもしれないベストポジション

  新美術館からのまでの帰り道 

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普段夜の街に出る事がめっきり少なくなった昨今。久し振りにそぞろ歩く六本木の景色が新鮮で、歩きながらパチリパチリ

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普段ならお腹のすく時間だが、美術館での昼食が遅かったので、帰宅を急ぐことに。

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真っ赤なドレスがウインドーを飾る

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夜の闇を照らす街灯もおしゃれ

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通り沿いには美味しそうなお店が

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和食のお店では無く、焼き肉のお店、

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お腹がすいていたら思わず入りたくなる雰囲気

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少し先の交差点の角にも、何のお店か判らなかったが、素敵な色合いが見えて思わずパチリ!

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何だか楽しい夜の街歩き。モーモがこんなところで働いていた

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 が近い

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駐車場の前の歩道を歩くご婦人。きれいに髪を結い素敵な杖を持って、六本木の夜を歩く女性は年齢にかかわらずお洒落でした

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ここからは車内から、ゴージャスな建物は、桂由美さんのブライダル・サロンのようでした

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こんな街灯がある通りも通過

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夜は昼とは違う一面が垣間見えて、それも楽しい都会のドライブ 

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池尻辺りだったろうか。神社に赤赤とした提灯が。お祭りだったのだろうか。その昔、三軒茶屋に住んでいた夫が小学校高学年になった頃、父親から「祭りに行こう」と言われて、長男だった夫だけを連れて歩いてこの神社まできたとのこと。父と二人の夜の外出。その時は、一人大人扱いされたような気がしたと夫が言った。

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帰りは246をひたすら我が家を目指して走る

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この夜は、昼間の悪天候とは打って変わった美しい月夜。車窓から空を見あげれば、雲間から出たり入ったり、美しい姿を眺めながら帰路を急いだ。

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月が雲間で濃く薄く二つに見える写真が数枚あった 不思議 自宅近くのファミレスのからパチリ 

夜の街歩き、久しぶりの夜のドライブも、昼間の美術展の名残を味わいながら、楽しい連休の一日となった。 

 

 

 

 

 

 

 

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連休最後の日と、新美術館続き♪

2012.5.7(月)後半は荒れ模様だったGWが終わった。連休最終日の昨日夕方も突然辺りが暗くなり、突風と雨の荒れ狂ったような天候異変。幸いにも短時間で強風と雨もやみ、穏やかな天気に変わりほっとしたけれど、茨城の方では大きな被害も出た。TVのニュース番組に流れる竜巻の被害の余りの大きさに驚かされる。母方の実家のある身近な茨城だけにショックも大きい。

 被災された皆さまには心からお見舞い申し上げます。

あれ以来(震災後)、気象状況による災害がとても多いような気がする。いつ何時も気を引き締めて行動しなければと思うけれど、時速100キロともいわれる突然の竜巻では、そんなゆとりすら生まれないかもしれない。

    旅行帰りの息子達 

昨日は連休中を関西方面に出かけていた息子達がお土産を届けに立ち寄ってくれた。お付き合いを続けているフィアンセのご実家にも寄せて頂いた上、2泊も宿泊させて頂き、ご家族と琵琶湖にサイクリングに出かけたり、温かいおもてなしを受けたとのこと。楽しい連休を過ごせたようで、その彼女とともに、元気な顔を見せてくれた。

   二人からのおみやげは 

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濃厚でありながら、案外さっぱりしたお味のチーズケーキ。楽しかった旅のみやげ話を聞きながら、おもたせのケーキを4人でペロリと頂いた

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そして、お抹茶味とほうじ茶のラスク。それぞれのお茶とチョコレートをブレンドした濃厚なソースで包まれたラスクとのコラボが思わず美味しい。創業萬延元年 京都宇治の老舗「辻利」さんの“京茶ラスク”こちらも濃厚でくせになりそうなお味 

  国立新美術館での後半は 

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美術館外観を眺め

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楽しみ

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建物前のお庭には

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季節のツツジが満開で、彩り豊かに咲いていたが、アプローチ近くの白い花が特に清楚で美しかった。

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カメラを向ける方達の姿も多い。国展以外にもセザンヌ展とエルミタージュ美術館展の二つの展覧会が開催されている。

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夫の希望通り、迷わず「セザンヌ展」を

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夕方6時を過ぎて、長蛇の列だったチケット売り場も空き、並ぶことなくチケットを買うことが出来た。「国展を観て来たのですが、割引はありますか」と念のため窓口で聞いてみたら半券提示で、100円割引となりますとのことで、一名1500円が1400円になった 

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「国展」は写真と絵画以外は観る時間がなかったけれど、代わりに「セザンヌ展」をじっくり鑑賞。

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りんごが腐るまで丹念に構図を決め描いたと言われるセザンヌだけれど、静物画や、何枚も描かれたサント・ヴィクトワール山や水浴の絵も素晴らしいが、今回はセザンヌの人物の素晴らしさを改めて認識した。特に農夫や画商、そしてセザンヌ夫人の肖像など、どれも素晴らしかったが、晩年に描かれたこの庭師の絵が素晴らしく、クロッキーがそのまま彩色されたような軽妙なタッチのこの絵が一番気に入ってしまい、大判の用紙に印刷されたものを一枚購入。そのうち額装して壁に掛けるのが楽しみ。

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セザンヌを鑑賞した後は、陽の落ちた後の館内を見学

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何だかわくわくする素敵な内部

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モダンで

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歩きまわるのが楽しい場所

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暗くなったガラスに映る灯り

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モダンでありながら荘厳で

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外から眺める出入り口付近、館内にはまだ人の姿があるが、そろそろお別れの時

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とっぷりと日の暮れた庭園

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東京タワーに灯りが入って、

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展覧会を鑑賞した感激、そして印象深い美術館の建物を後にした。

 

 

 

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連休の一日は芸術に親しむ♪

2012.5.5(土)悪天候にたたられた今年のG.W。余すところ明日まで。今日は久し振りに気持ちのいい五月晴れに恵まれた子供の日。

今日は鯉のぼりもひと際高く空に泳いだことだろう。子供の日は必ず柏餅を食べたものだったが、さすがにもう何年も柏餅を食べる事が無くなってしまった。そういえば味噌餡のお柏が懐かしい。

   新美術館へ 

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昨日午後、都心に向かう東名高速に乗った途端に大粒の雨。視界も悪くなり、余りひどければ予定を変更して帰ろうかと思いながらも、東京に着くころには雨足も衰え、予定通り六本木まで。

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お洒落な街灯にいつもと違う場所に居るという期待が膨らんだ

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開館して5年も経つという国立新美術館へ。おりしも開催中のセザンヌ展とエルミタージュ美術館展のチケット売り場の前には長~い行列が。

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今回の目的は

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国展がメインだったので、

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まずは国展写真の部から入場。

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会場内で写したスナップから会場内の様子を切りとりました。いずれ劣らぬ素晴らしい作品の数々に、広い会場内を行きつ戻りつしながら鑑賞しました。作品という高みに昇華された、素人が写すスナップとはひと味もふた味も違う一枚一枚が、作者の意図する主張となって、観る者の心を刺激する。それは紛れもない芸術だった。

写真展から次は絵画の会場へ。こちらも大作ばかりが並び、印象に残る作品も多い。若い作家たちの力強い作風に圧倒された。広い会場内すべての作品を観終える事が出きないまま、一旦廊下に出て休憩。版画・彫刻・工芸までは、とても観て回る気力が無くなり断念。昨日はPM8:00まで鑑賞する事が出来たのだが、夫はセザンヌ展も観たいようなので、そちらに時間を残さなければならず、広い館内の会場を歩くだけでも、結構疲れてしまうので余力を残す。

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幸い、到着後すぐに遅めの昼食を地下のカフェテリアで、お薦めのメニューなどでお腹を満たしておいたので、スタミナだけはきれなかったけれど。カフェテリアも中々席が取れない程の混みようだった。

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外の雨が上がり、ガラス越しに目に入る新緑の色

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窓から見下ろしたウッドデッキには雨の名残が

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階下に見えるカフェテラス

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お天気が良ければ、外のテラス席で、お茶を飲めるのかしら 

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2階の廊下窓から見える彫刻

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作品名が書かれているように思える小さなプレートが傍に置かれている

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これらの彫刻は、国展の彫刻部門の作品かもしれないけれど、残念ながら確認しにゆくことが出来なかった。

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柔らかな夕陽が照らし出した作品を観に来る人々の影が、長く伸びる。

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傘をさす人は日傘の代わりかしら?

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雨上がりの柔らかな日射しが

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屋内を優しく照らす

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建物の出入り口を観ているうちに、外に出てみたくなった

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雲より高い東京タワーが見える六本木の空は晴れ、まだ明るい。その上空には早くも月が出ていた。333mの東京タワー、スカイツリーなら634mあるので、もしその高さなら月との距離はもっと近づいていたのではないかとちょっぴり残念だったが、東京タワーを観るのも随分久し振りのこと。そのタワーにだって一度しか昇った事が無いのだから 

モダンで美しい建物が広い敷地内に建ち、緑の多い庭園も素晴らしく、次回にもう少し続けたいと思っています。  



 

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