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世田谷美術館『エドワード・スタイケン写真展』を観に。

2013.3.13(水)sun 今日は今年一番の強風が吹き荒れ、関東は瞬間風速最大27.4mを記録したそうだ。窓の外の木々の大揺れの様子を見ていると外に出る気にもなれなかった。そんな中、福岡では桜が開花したというニュースもcherryblossom 

      camera  Edward Steichen in High Fashion camera               

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昨日は世田谷美術館に写真展を観に出かけた。

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お天気はよく、春の陽気。我が家からは車で東名に乗り瀬田の出口を出ればすぐの場所、砧公園内にある美術館。

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広い公園内の景色に心も広々。そんな公園内の美術館でモード写真を観る。

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「エドワード・スタイケン展」1923-1937の作品の展観。館内にはモノクロームの小ぶりな作品が200点展示され、その時代を反映した女優やモデルがまとうその時代を映すデザインのファッションが、エレガントに個性的に、着る人物を最高に引き立てるポートレートとして迫ってくる。主役は素晴らしいデザインの服では無く、まとう人物の輝きこそ大切なのだ。

の写真は会場で販売されている写真集。本の表紙は女優のグロリア・スワンソン。本の裏面の帯にはこのように記されてる。“巨星と呼ぶにふさわしい足跡を写真史に残したエドワード・スタイケン(1879-1973)。20世紀初頭のモダン・エイジを背景に、華麗な虚構の中に見事に時代を写し出した『ヴォーグ』『ヴァニティ・フェア』期の日本初となる写真集.。精選された44点を収録”

その写真集の中から

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1924年作品 女優ベティ・ブライス 

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1926年の作品 モデルは仮面をかぶっている。

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1926年作品 卓越したデザインには時代を超越した美しさがある。

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1925年の作品“アール・デコふうのス大判スカーフをまとうタマリス”購入してきた一枚のポスト・カード。我が家のグラス棚に入ってもらいパチリcamera

光と影が織りなすモノ・トーンの写真の世界。植物などの曲線の美しいアール・ヌーボーからモダンなアール・デコ、当時の著名なデザイナー作のファッションが今でも色あせることなく美しい世界を漂わせ、まとうモデルを更に個性豊かに美しく引き立てている。200点の作品を観るのに、1時間半程の時間を要した。

折しも今年のパリコレで発表された作品の中には、「アーカイブ」と呼ばれる20世紀以降の流行の記録を参照し、独自に手を入れた創作が増えていると今朝の新聞記事にあった。写真を見ればそれらしいデザインもあるが、往時に近いデザインこそあれ、それは現代における着こなしである限り、往時の雰囲気とは似ても似つかない。ファッションはやはり時代を写す鏡なのだ。

写真集には、この他に、マレーネ・ディートリッヒやジョーン・クロフォード、男性俳優や、作曲家ジョージ・ガーシュインのポートレートも掲載されている。最近購入した書物の中で、きっととても大切な写真集となりそう。

会場出口付近にスタイケンの大きな年譜がかけられていた。1879年に生まれ、93歳で亡くなるまでの長い長い年譜。1973年3月25日94歳を迎える2日前に自宅で逝去とあった。偶然とはいえ、この偉大なアーティストの誕生日と同じ日に自分が生まれたということに気づいて何とも言えない不思議な気持ちに襲われた。

写真集からデジタルで写した写真は会場で観た深みのある白黒とは全く違うけれど、このような作品展であるというご紹介まで。とても印象に残る素晴らしい写真展でした。


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美術館の外に出て、モダンな美術館の建物を眺めるのも楽しい。

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会期は4月7日まで。(月曜日休館)

次回は美術館の周りの彫刻や景色などに続きます。





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コメント

こんにちは。今日はとっても寒くて、気温の変化についていくのが大変です。happy02

我が家の近くの世田谷美術館でこんな催しをしているなんて知らなかった~。coldsweats01
やはりお好きなものを探し当てる嗅覚は素晴らしいです
ね。happy01(笑)

モノクロの写真が少し前の時代のファッションや女優さんの表情を美しく捉えていますね。

明日は展覧会の搬入、そして16日~18日まで展覧会場にカンヅメとなりますが、終わったら行ってみようかしらsign02

投稿: mayuza | 2013年3月14日 (木) 17時32分

mayuzaさま
こんにちは!
展覧会の搬入日がsunで良かったですねscissors
世田谷美術館はこれで2度目ですが、
我家からのアクセスもいいので助かります。
世田谷から越してくる頃に
美術館はオープンしていたのですね。
建築も素晴らしく、芸術と自然の空気が
調和していい時間を過ごせました。
又世田谷に戻りたい気分でした。
20世紀前半のファッションと写真
心置きなく楽しめましたcamera
お近くのmayuzaさまが羨ましい、
お時間がありましたら是非sign03
式の日が近づき、今年もお邪魔できなそうで
ごめんなさい。

投稿: chisa_pie | 2013年3月15日 (金) 12時55分

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