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今日は母の命日。

2013.1.7(月)sun寒くて乾燥した日が続いている。門松も外れ、松の内も今日でお終い。

昨年この日に母が逝き、暮に一周忌は済ませたが、今日は祥月命日にあたる。

1月生まれで88歳にはほんのわずかの日数が足りなかったが、その誕生日近くまで生きた。名前はタイ。名字には金が付き、母が営んだ店の名の頭文字は銀。「お母さんって、なんかいつも運がいいわね」と言うと「そうよ、“金銀タイ”ですもの」と澄まして応える。そんな母だったから、めでたい松の内に逝ったのかとふと思う。

夕方、ポストに今年80歳になる母の妹からの手紙が届いた。子供の頃、忙しい父母に代わって自分たち姉弟の面倒をみてくれた優しかった叔母。そろそろ認知症よと書きながらも、しっかりとした手書きの文字。懐かしい思い出話などが書かれた文面に目を通しているうちに、思わず涙がこぼれた。他界した末の妹をいつもおぶって父母の手助けをしてくれた叔母に、「妹Mのお母さんは叔母ちゃんでしょ、弟Aの親はお父さん、私の親はお母さんでしょ」と言うほど、妹を可愛がり面倒をみてくれた。その妹も早くに他界し、文面に「夜布団に入ると、今はCHIちゃん(私)のことばかり思い出してしまう」と、「青山の善光寺覚えてる」などと問いかけてくる。

5時20分、母が逝った時間に仏壇の真ん中に母の小さい遺影を置いて線香を上げて手を合わせた。今は感謝の気持ちしかない天に昇った母の遺影に、仲の良かった妹からの手紙を読みあげた。善光寺の場面になると、情けないことに涙ぐんでしまい声が震え、読めなくなってしまった。最後に「お母さん、K叔母ちゃんのことも見守ってあげてね」とお願いした。叔母の手紙の最後に「あの世で見守ってくれていると信じて・・・・」と書いてあった。

仏壇を離れ、銀座で一人住まいのその叔母に手紙のお礼の電話をかけた。手紙にあったちょっと弱気な様子が吹き飛ぶような思いがけない元気な声に、此方が励まされるようだった。

今日の夕暮れも昨年母が逝った時間と同じような赤い夕焼けが西の空に。

「めそめそしていちゃいけないよ!」気丈だった母はポンと背中を叩くだろう。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

お母様が逝かれて1年、お命日に又、悲しみも新たの事とお察しいたします。
亡くなられた方にとっては思い出して話題にして差し上げるのが1番のご供養と聞いています。
今頃は天国で先に逝かれた妹さんとご一緒にchisa-pie家の幸せを見守って下さっている事でしょう。

我が家では既に両親を見送り、次は私の番sign02と思いつつも、まだまだ断舎利も進まず・・・。coldsweats01

やがてはやって来る“その時”まで悩みながら、楽しみながら生きていきたいと思っています。good

投稿: mayuza | 2013年1月 9日 (水) 17時09分

mayuzaさま
おはようございます!

mayuzaさまのご両親は、ご年齢は母より上で
いらしたかしら?
亡くしてみて、初めて親の有難さが身に沁みますね。


有り難うございます。こちらも無事に一年が過ぎました。
いつも忙しく、波乱万丈だった母の人生の中で、
晩年の8年程を夫とともに、最後の日までの時を
過ごすことが出来た幸せを、
今は有難く噛みしめるのみです。
「お母さん、遅かったわね」って、妹が喜んで
迎えてくれたかもしれないですね。

いつか来るその日までは、やはり老いてゆく日々の
親の姿が、指針になってくれるのではないかと
思っています。
断舎利は我家も中々進みませ~んsweat01
整理をしても、また増える物たち。

それでも、mayuza様と同じように、自分なりに楽しい
日々を過ごしてゆかなければ、罰が当たりそう。

投稿: chisa_pie | 2013年1月10日 (木) 10時42分

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