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少し慌ただしい日が続いて・・・・・

2012.01.11(水)sun鏡開き』よく晴れて乾燥した日が続いている。

15日の母の葬儀に向けての業者さんとの打ち合わせや、それら決定してゆくことの連絡を出席する家族達へ。その日に向けての買い物、母の親戚からのお悔やみの電話などで、夫婦二人とも連日慌ただしい日が流れてゆく。事務的な用事や連絡を次々こなしてくれている夫には感謝あるのみ。

 wheelchair施設へご挨拶

昨日はその合間に、母が晩年の1年6カ月と、ショートステイでお世話になった3カ月も入れれば1年9カ月を幸せに暮らさせて頂いた施設に、母の他界の報告を兼ねて二人でご挨拶に伺った。施設長と相談員さんに、母がいつも幸せに暮らせて感謝をしていた旨を伝え、お会いできた職員さん達にもお礼を述べたあと、母が一番お世話になった2階のユニットに伺った。入所当時からお世話になった男性職員のMさん、内部での人事異動で、代わって間の無い方々にも、母は信頼を寄せていた。皆さん言葉少なに応対して下さったが、そのお心根が伝わるような真摯な対応と、今は母の名札も外された居室の扉を見ると、不覚にも涙が流れだしてきた。お仲間だった、母より年長のFおばあちゃんの名札が無くなり、リビングには知らない入居者の男性が二人と母の先輩入所者のE子さんがいらした。E子さんにご挨拶をすると、母の居なくなったことを理解されているようで、神妙な表情で「ご苦労様」と、お辞儀を返された。

2012_0110_162213dsc_1647

2階のエレベーターホールに飾られた1月の貼り絵。12月6日から入院していた母は、この辰年の1月の絵を見る事が出来なかったが、この辰のように、下界を見下ろしれいるかもしれない。

施設でお暇して、駐車場を兼ねた庭に出、花壇の方を眺める。冬枯れの花壇は淋しげだったが、車イスの母と一緒に腰を下ろした白いガーデンテーブルとチェアがあり、その光景にも涙を誘われる。もっとここに居てほしかった。この庭での2度の秋祭りを過ごした母。2度目の昨年は最初の年のように楽しそうでは無かった。今思えば、母の体調はすでに余りよくなかったのかもしれない。行くたびに「どこか痛いところは無いの」と聞けば「どっこも痛くありません」と応えていた母。訴えるすべを失っていたのか、痛みや苦痛は本当に無かったのか、今となっては知る由もない。

我が家から歩いて5分程の道のりを、以前のように歩く回数は減ってしまう。後一度事務手続きに伺うと、施設ともお別れになってしまうが、あそこに行けば母が居るような、そんな気持ちのままでいられそうで、それも幸せな思い出かもしれない。不思議な事に渋谷の実家に居た母よりも、施設で車椅子に座り、いつも微笑んでいた時の母が今は一番懐かしい。

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コメント

お帽子のお好きなお洒落なお母様でしたね。
施設での秋祭りの時のお写真など、色々見せて
頂いて・・・
何故かご主人様のお母様に間違えられることもあって。
ブログのお写真で一番印象にあるのは、chisa-pieさまの
お宅で新年会をしたときでしょうか。
淋しくなりました。
でもご家族皆様に暖かく見守られ、旅立っていかれた
お母様は、きっと「私は幸せよ」って言ってらっしゃいますね。
寒さが厳しくなりました。
chisa-pieさまもお身体に気を付けてくださいね。

投稿: kazu | 2012年1月12日 (木) 21時22分

kazuさん
おはようございます!

新年会のことや帽子好きのことなど、諸々
ご記憶にとどめて頂けて嬉しいです。

母が逝ったのに、駐車場に降りればお迎えのマイクロバスに乗って、施設のステイに出かけたこと、
近所の散歩、お花見、施設の往復を車イスを押したこと等々、短かったこちらでの日々でしたが、心に残る思い出が深く蘇ります。いつもお気に入りの帽子をかぶって
微笑んでいた母でした。

今は、葬儀の打ち合わせ、片付けなければならない事などに追われていますが、早くいつもの日々に戻りたいです。

お寒いので、お身体大事にされてくださいね。
私も気をつけますsign03

投稿: chisa_pie | 2012年1月13日 (金) 09時17分

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