「多武峰 談山神社」にお参り
2010.12.12(日) 好天が続く日曜日。そろそろ年末の仕事にかからなくては。
昨夜は久し振りに息子親子が立ち寄ったので4人で夕食。仕事が忙しい息子はちょっと疲れた表情が気になった。孫娘は学校・バイト・ジム・と多忙な中、今は自動車教習所に通い仮免合格と順調にこなしている。自分の身内ながら、なんて忙しい親子だろうと、彼らの体調が心配になり栄養たっぷりの食事を用意した。初めて作ったさつまいものレモン煮も大好評。(お正月の栗きんとん作りをやめて、これで手を抜こうかという考がフト頭をよぎり始めた)
京都から持ち帰った散り紅葉一葉が
すっかり乾いて、待ち受け携帯の飾りになった
関西旅行最終の朝食
大阪シェラトン都での朝食バイキングはこの照明の下で。パンにサラダ、フルーツ・ヨーグルト・シリアルと玉子にミルクと、お腹を一杯にして一旦部屋に戻り、
支度をしたら、エレベーターにてフロントへ、そしてバスに乗り最後の観光地「奈良」に向かうため大阪を8時出発
談山神社
藤原鎌足公が御祭神の「大和多武峰 談山神社」に到着。こちらの木々は紅葉よりも黄葉した樹木が多く見られた。
古の世、後の天智天皇と後の藤原鎌足がこの多武峰(とおのみね)の山中に登り、「大化の改新」の談合を行ったため、談山神社と呼ばれるようになったという。
大きな鳥居の向こうの石段は140段。最終日のこの日は足の疲れをものともせずに、ひるむことなく登りましたよ
苔むした石どうろうに散紅葉、黄葉が影を映す水面が京都とはまた違う風情を見せていた。
途中小さなお社がありました!
お社の右端に大きなかえるが鎮座している。
その奥で光る白いものは沢山の硬貨。石の上に沢山置かれて光っていた。かえるかしらと呟きながら硬貨を一枚のせてみた。いつか大きくなって帰ることを信じて・・・・
お寺のような神社。こちらにもお参りを
葉を落とした枝も
葉を残す枝も、あと少しの、晩秋の社の屋根を彩っていた。
社の屋根を苔のようなものが覆い、余り赤くない楓の葉が何層にも囲む
社の朱塗りを際立たせるかのような見事な楓の色合いに見惚れた。
白鳳7年(678年)鎌足公の遺骨の一部が多武峰山頂に、長男・定慧和尚に寄り改葬され、この十三重の塔と講堂を建立し妙楽寺と称されていた。更に、大宝元年(701年)方三丈の神殿を建て、鎌足公のご神像を安置したことが、談山神社の始まりとのこと。お寺と神社が一体となったような趣は古の歴史の中から始まっていたのですね。
風格ある塔は奈良の地に古の歴史を刻み続け、訪れるものに無言のうちにその重みを語りかける。享禄五年(1532年)に再建された。高さ約17mというこの十三重の塔は鎌足公の供養の塔である。
神廟拝所(旧講堂)十三重の塔とともに定慧和尚により建立されたもので、その後、寛永八年(1668年)に再建されている。(十三重の塔と共に重要文化財)
幾つもある社のすべてはまわりきれなかったし、修理中の本殿へのお参りも叶わなかったが、古の歴史ある神社へのお参りはとても有意義なものだった。
大和多武峰 談山神社
大化の改新発祥地
〒633-0032 奈良県桜井市多武峰319
TEL 0744-49-0001
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