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母の介護付き添い、レトロな食堂で夕食。

2010.02.20(土)sun 春めいた朝。少しずつ気温が上がり始めて暖かい

hospital介護認定更新申請の為に、主治医の意見書提出が必要となる。昨日は渋谷の実家にwheelchairを取りに寄り、デイサービス中の母を2時過ぎに迎えに行き病院に。主治医の担当が金曜日の午後だけとなってしまい少々不便になっている。予約は3時。患者数が多く、待つこと40分。何度も診察を受けているので、状態はすぐに把握されて、CTを撮りましょうということになり、そちらに回る。

しばらく待つうちに、先にCT検査中の患者さんにアクシデントが起こり、その処置の為、「1時間程待って貰うようになるかもしれない、日を改めますか」と言われる。主治医とは違う部署なので、今回は意見書を早めに書いて頂かなければならないので待つことを申し出る。CT担当から主治医との連絡も、やはり今日でということになった。

問題は母の疲れ具合と、みんなのお腹のすき具合。幸い夜間診療のある日と言うので、近くで食事をして戻ることにした。母の夕方の配食、夕方入るヘルパーさんの時間までの帰宅は無理となり、電話で当日キャンセルの連絡を済ませる。

千駄ヶ谷の駅近くは喫茶店や、ハンバーガー屋さんばかり目につく。競技場の前を通り越して鳩森神社の近くまでwheelchairを押して歩く。母は疲れている筈なのに、決して愚痴をこぼさないのでとても助かった。駅周辺の様子も大分変っている。

昨年大ベストセラーとなり、今年は3作目が出版される「1Q84」の作者村上春樹氏が、かって経営しておられたジャズ喫茶「ピーター・キャット」が入っていたビルの少し先、鳩森神社手前に、お弁当屋さん兼食堂を見つけた。

お昼はパンをかじりながらの車上食の私達、高齢の割に食欲の衰えない母も思わず「ホッ」。店内から自動ドアを動かないように止めて開け、入店をゆっくり待って下さる親切なお店の方達の対応に甘えながら、wheelchairから母にゆっくり立ち上がって貰い腕を組んでゆっくり店内に。夕食にはまだ少し早い時間帯。親切に3つのテーブルを繋げてくださった。

3 「モダン食堂 東京厨房」の名の通り、レトロモダンな店内。メニューもお店の方達の応対も昭和の気分があふれる温かさが感じられる。疲れた3人は、食事より先に先ずは温かい珈琲で、ほっとくつろぐ。

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天井を見上げればこんな照明が。

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静かな千駄ヶ谷鳩森神社近く。

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レトロな窓辺に近い壁際にLPレコードが飾られている。CDを見慣れた目に、LPレコードは確かにレトロな印象を受ける。母がレコード盤を見つけて、私達が昔LPを回しながら商売をしていた事を思い出したようで、しばらく昔の話題が続いた。母にしてみれば見慣れないCD盤よりは、音源としてのLPがリアルに捉えられた事と思う。

5 お料理が出るまでの短い時間、店内の奥を見ると、何だか懐かしい雰囲気が漂い、左手の壁には昭和の東京のあちこちの写真パネルが飾られ、正面のポスターや商品が書かれた細いパネルも昭和の街角を思い出しそうなレトロ空間が広がっていた。

7 母は、ハンバーグ定食、夫はロースかつ定食、私は鮭のあぶり丼を注文。どれも満足出来る美味しさとボリューム。お汁の味もまろやかで熱々。家庭料理のようなやさしさ。3人とも全量完食!!お料理が届くとともに食べ始めてしまい、きれいに完食後に慌ててパチリとなりましたcoldsweats01 珈琲が今時200円、お会計は3人でほぼ3千円とちょっという良心的価格にびっくりeye 地価の高いこの地でこんな価格で食事が出来るってとても有難い。私達が席を立つ頃には、会社帰りの方達の来店が増え、お弁当も売れ始めていて、夫が「混んできたよ、嬉しいね」とつぶやき、私も同じ気持ち。

お腹がふくれて、3人とも元気が出てきたので、再度母をwheelchair に乗せて病院に戻るり検査を受ける。結果を聞きにもう一度来なければならなくなったが、電話での打ち合わせ次第では母を連れて行かなくても大丈夫かもしれない。

会計を済ませ、少し離れた駐車場に戻り母を車に乗せて自宅に送る。

無人の室内は冷えているので、急いで暖房をつけ、2月末から始まる短いショートステイの荷物の準備。

母お気に入りの帽子もどこに忘れてきたのか二つとも行方不明のままなので、この所の寒さもあり、一昨日母用の値下げ処分品の温かそうな帽子を二つ見つけ購入、温かい下着や、厚手の靴下マフラーなどもまとめて買い込んできた。特に帽子好きの母は嬉しそうに帽子はデイの帰りからかぶり始めていた。

疲れているのに玄関まで見送るという母に、ベッドに入るように促し見届け暇を告げた。

昼に出て夜9時近い帰宅。遠方介護中に、何かアクシデントが起こると長い時間がかかってしまう。今週は水曜日にも小さなミスが重なり夫が一度渋谷まで出動している。それでも今日は疲れはしたけれど、3人の気持ちは何となくしっくり満足感の強い日となった。

それも母が割合元気に耐えてくれて、病院での待ち時間中には、母から失われかけている大切な記憶を、小さなかけらのような言葉から探り出し、語り合い、母のかすかな記憶を蘇えらせながら交わす会話が、母にとりとても貴重なようで、退屈させずに過ごすことが出来た。久し振りに3人でのレトロ空間の食事も母の気持ちを和ませたようで、明日には忘れてしまうかもしれないけれど、例え一瞬であるとしても幸福感が味わえる時間があることを、これからも大切にしてあげたいと思う。

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コメント

長い時間お疲れ様でした。
あとは ゆっくり疲れを癒してくださいね。

それにしてもよさそうな食堂(?)ですね。

お母様も喜ばれたとの事で本当に良かったですね。幸せな時間が一分でも多くありますように。

投稿: まめこ | 2010年2月20日 (土) 20時08分

まめこさん、ありがとうございます!

車椅子押し疲れが出てしまい、今日はのんびり休養しました。

モダン食堂、お店も懐かしいものがありますが、メニューも何だか懐かしい洋食に和のテイストが加わり、お箸が付いてくるので、家庭料理のようでした。お値段を考えたら美味しいの一言です!

母は話好きな人でしたが、最近は単語が思い出せず、話が続けられなくて可哀そうになります。でもそれは人ごとでは無くて、自分でも言葉や人の名前が中々出てこないことが増えてきたので、仕方が無いことと思うようになりました。他人様では分からないことも多いので、なるべく話し相手になろうと思っています。

投稿: chisa_pie | 2010年2月20日 (土) 22時10分

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