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ドラマ「戦場のメロディ」を観て。

昨夜は、久しぶりに見応えのある番組を観る事が出来た。

 「戦場のメロディ」 フジテレビ

終戦から7年を過ぎても国交の無かったフィリピン、モンテンルパ刑務所。

死刑を宣告され捕虜となっていた元日本兵の救出に奔走した歌手渡邊はま子を軸に、当時の貴重なドキュメント映像や、救出され現在生き残っておられる元日本兵の方々、関係者などの証言が違和感なくドラマに織り込まれ、涙なしには見られない”ドキュメンタリー・ドラマ”でした。

モンテンルパ刑務所で、処刑の日がいつ訪れるか、おびえながら暮らしていた108人の元日本兵を救った歌の力。「ああモンテンルパの夜は更けて」は彼らの力となる為にフィリッピンに渡った加賀尾秀忍教誨師の発案により、死と向き合い絶望の淵にいる元日本兵への提案から作られた曲。詩作りとオルガンを弾くことにたけた二人が作った歌が、日本に渡り、その曲を見た渡邊はま子が歌い、レコード化。当時大ヒットとなったという。

そしてモンテンルパで受刑中の元日本兵が、簡単な「指さし裁判」という証人が指をさしただけで、死刑が宣告されたという。(指さし裁判の模様は実写映像が流されました)

戦後7年経てまだそのような捕虜生活を送っている元日本兵が居たということが、歌のヒットと同時に知れ渡り、人々の間からは多くの救いを求める嘆願が届けられる。嘆願書が送られてくる部署にも、救出に繋がるためのもう一人の重要な人物が居られました。

国交の無かったフィリピンに困難をおして渡邊はま子がモンテンルパを慰問して、彼らの前で日本の歌を歌い、最後にモンテンルパの歌を歌い始めると彼らとの合唱となり、彼らの心を慰める。(その時の貴重な録音も残されていて、ドラマの後半に、はま子の肉声や歌、モンテンルパの歌の合唱なども流される)

その後、加賀尾秀忍教誨師の思い切った行動により、はま子から託されたオルゴールを携えて当時のキリノ大統領のもとに面会に行き、そのオルゴールの悲しい音色に心を動かされた大統領が、日本への憎しみを超えて、残された刑の執行を待つのみだった108人全員が特赦となり日本へ帰国出来る事となった。(大統領は戦争中、妻と子供二人を日本兵により亡くしている)

はま子と、戦後の捕虜の方達の救出に力を尽くした担当部署の方、教誨師の方の力が大きく結集した救出への道筋、日本に残された家族達の戦争の悲劇による悲しい運命に流された人達のドラマもリアルに描かれ、はま子役の薬師丸ひろ子始め、教誨師役の俳優さんが実物の加賀尾師によく似ておられて、出演者の皆さんのリアルな演技も素晴らしいものでした。

しかし戦後7年もの間苦しんでいた元日本兵とその家族の方達が居らしたということ、けれどフィリピン側の立場も考えれば、どちらを悪とも言えないという事実だけが残り、戦争で失われた多くの犠牲者の方達の事を思うと、戦争という行為の非道さ、悲惨さ、むなしさだけがせつせつと伝わってくるドラマでありました。

観ているうちに涙が自然にあふれだし、戦争のない平和な世の中を、心の底から願わずにはいられませんでした。

2009年9月13日

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コメント

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投稿: スマホチャットレディの年齢条件 | 2011年6月29日 (水) 07時00分

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